長く英語を教えていると、続く人と続かない人の特徴が見えてくる。

でも、ひとくくりに『根性がないから』とか『意思が弱いから』という理由で、切り捨てるのは好きじゃない。

英語にかぎらず『勉強』と聞くと、

『がんばらないといけない!』

という発想を持ってしまいがちだけど、実は『がんばろう』とすると続かないという真実がある。

英語をマスターするために必要なことは『一所懸命がんばること』ではなく、『夢中になること』だ。

夢中になれれば英語なんてすぐに身につく。

でも、英語の勉強に夢中になれることはほとんどない。

それは、英語の勉強を始めるキッカケが『仕事のため』、『就職や転職のため』、『進学のため』という夢中になれないことが多いからだ。

洋画や外国人との交流を楽しみたいと思える人でも、『絶対に洋画を字幕なしで楽しめるようになりたい!』という強い想いを持てる人はほとんどいない。

『まぁできれば洋画を字幕なしで楽しめればうれしいな~』程度の軽い気持ちだ。

だから、英語をマスターできるまでモチベーションを保ち続けられるかと言えば、それほどモチベーションは続かない。

発想を変えよう。

ゴールである『英語をマスターした後の夢の実現に対してモチベーションを保つこと』が難しいなら、もう1つの『夢中になれること』に集中してみよう。

それは、『自分が成長している実感』である。

人はゴールを到達した後へのモチベーションと同じぐらいに、『自分が成長している実感』を楽しめる生き物だ。

昨日できなかったことができた。

これは強烈な快感につながる。

『先月まで聞き取れなかった英文が聞き取れるようになってきた』
『先週まで英単語を100個も言えなかったのに今は500個も言える』
『30分かかって読んでいた英文が10分で読み切れるようになった』

こういった実感は、快感となり脳から大量のドーパミンが放出される。

ドーパミンは別名『快楽と喜びとモチベーションを高める神経伝達物質』だ。

ドーパミンが出ると、人は誰かに促され無くとも、誰に言われるまでもなく勝手に行動する。

それは、『快感』だからだ。

このドーパミンを使って、英語の勉強を加速させられれば、英語をマスターできるようになるまで時間はかからない。

ただ、逆説的なようだが、このドーパミンが出るには、

『◯◯までできなかったことが今できる』

という『実感』が必要だ。

そして、この『実感』を得るために、最初は『努力して学ぶ必要』がある。

しかも、短期間と言っても1ヶ月以上は集中して効率よく続ける必要がある。

この間は、一言で言えば『苦痛』である

ぜんぜん楽しくない。

この『苦痛』期間に耐えきれず英語の勉強を止めてしまう人のなんと多いことか。

このほんの短期間の『苦痛』の先には、今まで体験したことのない強烈な『快感』と『自信』が待っているにもかかわらず、止まってしまうことの悲しさよ。

だから英語をマスターできる人は、この『苦痛』の先に『快感』と『自信』があることが分かっている人なのだ。
学生時代や子供の頃に成功体験のある人は、大人になっても成功しやすいというのはこれが原因だ。

では、学生時代や子供時代に成功体験の無いまま大人になったらどうすればいいのか?

『英語をマスターする』ということで成功体験を得れば良いのだ。

英語をマスターできるようになるというのは、単に英語を話せるようになるというだけにとどまらない。

英語をマスターするまでに、スケジュールを立て、集中して取り組んで苦痛を乗り超えてきた経験。
その先に見える成功の快感と自信。

この2つを味わったら、他の何ものにも代えがたいことが身にしみて分かる。

正確に言えば、もう一度、この快感を味わいたいと思えるようになる。

そうなると、『苦痛』が楽しくなってくるのだ。

この『苦痛』の先に必ず『快感』とさらなる『自信』があることが分かってくるから。

さらに英語をマスターできるようになると、ただ言語を習得できて情報量が増えるだけでなく、異文化の理解が進む。

英語を学ぶと視野が広くなる

と聞いたことがあるが文言はともかくとして、言っていることは正しい。

少し話を戻そう。

では、英語が出来るようになるという実感を得られるまでの苦痛はどのぐらい続くのかと言えば、それは2つの要素で決まる。

1,1日の英語の勉強時間

2,英語の勉強の効率性

この2点だ。

日本人は『効率』ばかり追求してしまって、『勉強時間』という絶対量を軽視しすぎている。
1日の英語の勉強時間を3時間以上取り、効率よく英語を勉強すれば苦痛の期間は1~2ヶ月で済む。

その後も継続して英語を勉強する必要はあるが、苦痛以上の快感で英語の勉強は継続する。

ただ、そうなるためには1~2ヶ月の苦痛の勉強が必要だ。

だが、今の日本人は『手っ取り早く手軽に』という発想が強すぎる。

よく日本人は『真面目で勤勉』と言われるが、正直言って英語を教えている限り、ぜんぜんそんなイメージは無い。

ひょっとしたら『真面目で勤勉』な日本人というのは過去の遺物ではないかとすら思う。

本当に真面目で勤勉なら、効率よく英語をマスターする勉強法を習得して1日の勉強時間を3時間以上確保すれば、間違いなく英語をマスターできるので、英語をペラペラに話せるようになっている日本人が多数できているはずだがそんなこと聞いたこともない。

いまだに英語を話せる日本人がほとんどいないという現実が、むしろ『真面目で勤勉』という日本人がいないということを証明してしまっているんじゃないかと悲しくなる。

結局、英語をマスターするための勉強で欠かせないのは、『楽しく学ぶこと』であることに違いはない。

だが、英語をマスターするということへ強いモチベーションを持てる人はほとんどいない。

だから、『英語力が上がっていることを実感できること』をモチベーションを上げる動機として使うことが最善だ。

そのためには、逆説的だが、最初は『かなりの苦痛』が必要になる。

効率よく=苦痛ゼロ ではない。

効率よく=苦痛の期間を短くする という意味だ。

例えば、東京から沖縄へ行くために効率の良いルートは、飛行機に乗ることだが、どんなに早い飛行機でも2時間以上はかかる。

それと同じだ効率よく英語を学ぶにしても時間はかかる。

その間は苦痛が生じる。

でも、その苦痛の先には成長の実感と共に快感と自信が付く。

逆に英語は楽しんで学ぶことが大事ということで、簡単な英語ばかり繰り返していても結果的にぜんぜん英語力は身につかないので『快感』も『自信』もつかないので英語をマスターするためのモチベーションは続かない。

つまり、幼児向けの英会話教室で、『ABCの歌』をうたっておしまいの子供のようなものだ。

『楽しく』だけでは、英語はマスターできない。

『苦痛』が永遠に続けば、モチベーションも維持できない。

だから、あえて短期間に絞って苦痛を受け入れて効率的に集中的に英語を勉強し、その後の快感と自信をモチベーションに英語をマスターするまで夢中になること。

それが、英語をマスターするコツだ。

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