英会話スクールで話せなかったTOEIC高得点の女性

私は月1回の英会話スクールに通いながら1日1回はオンライン英会話で英語力を磨いていますが、たまに残念な人に会います。

ある精密機器のメーカーに勤めるその女性はTOEICで835点ほどの実力者です。

話を伺うとリスニングが得意で学生時代の英語のテストでも高得点を取り、英語力をもっと高めてペラペラ話せるようになりたいと思って、英会話スクールに入会したそうです。

今日のテーマは、『取引先との価格交渉とサービスの紹介』です。
ネイティブ講師がナチュラルなスピードの英語で状況を説明し、それに対してディスカッションしていきます。

自分としては実際にビジネスでは、値切りはしないという主義なのでそのスタンスで割り当てられた時間に反論し、根拠を述べます。

次にメーカーに務める女性のターンになりました。

女性『・・・Sorry,pardon?』

私『!?』

驚きました。

ネイティブも私も話すのに使った単語は、TOEICでも600~700点ぐらいの比較的簡単な単語です。
重要な単語で基本的なものしか使っていないので難しいところは何もなかったはず。。

女性は顔を赤らめてうつむきます。
その女性は『Pardon?』と言ったので、英語を理解できていないと思ったのですが、実はそうではなく英語を話せる力、スピーキング力がまったくなかったんです。

意味は分かっても口から考えた英語が実際にでてこない。

実は、このようにTOEICで高得点を取っているの英語を話す力が備わっていない人は案外たくさんいます。

TOEICでハイスコアを取っても英語を話せない人がいると主張する人を勢いづかせてしまうのはそのためです。

でも断言しますが、TOEICの勉強はリスニングだけでなく、スピーキング能力の向上にとても役立ちます。
ただ、スコアを上げるためだけに絞りすぎた誤った勉強法そ取ると、リスニングとリーディングで点数は取れてもスピーキング力が伸びないばかりか、TOEICで900点以上のスコアまで伸びません。

では、実際にTOEICでハイスコアなのに、なぜ話せない人がいるのか?
その人は勉強法で何が誤っているのか?
600点以下のロースコアでも話せる人がいるのはなぜか?

この点を詳しく説明していきます。

TOEICで800点以上ハイスコアなのに話せない人の特徴

TOEICで800点以上ハイスコアを持っているのに話せない人の特徴は2つです。

1,英語を口に出す発声トレーニングをやらなかったこと
2,ネイティブとの実践練習が足りないので緊張する

1,英語を口に出す発声トレーニングをやらなかったこと

TOEICでハイスコアを取るには、高いリスニング力が必要です。
そのための勉強法は、『シャドーイング』です。

相手が話している内容のすぐ後に続いて英語を声に出すトレーニングのことです。
リスニングのちからを上げてネイティブが話している内容を聞いて理解するには、シャドーイングが非常に効果があります。
ただ、口に出さなくとも、集中して耳で聞くだけでもそこそこのリスニングの能力は高くなります。

そのため、聞こえたと感じたら口に出さずに、ひたすら聞くことに集中してTOEICのスコアを上げようという人はかなりいます。
実際に、シャドーイングはとてもストレスのかかる勉強法です。

口に出すには、舌の動かし方、文法に基づいた単語の語順の理解、実際やってみると分かりますが、大変です。
だから、シャドーイングで手を抜いて、聞くことに集中するというリスニングの対策をしている人がたくさんいます。

この方法でも800点ぐらいまでのスコアを目指すなら有効です。
でも実は口に出すか出さないか、その後のリスニング力とスピーキング力に大きな差が付いてきます。

細かなネイティブのクセやリズムを体に染み込ませるには、やっぱり口に出してアウトプットすることが一番重要で効果的です。

私は、TOEICのスコアが低い人に指導するときはシャドーイングと合わせてオーバーラッピングと暗唱まで行わせています。
その理由は、前述の通り細かなネイティブのクセやリズムを体に染み込ませるためです。

特にシャドーイングでストレスがある人は、英文を見ながらネイティブの発音を真似て暗唱するととても効果があります。
子供が大人の口ぐせを真似する気分になってひたすら同じように声に出します。

すると、『it』はほとんど消えて聞こえなくなるとか、単語の発音と文章での発音がぜんぜん違うなど色々な発見があります。

もちろん、TOEICで800点を取ることが全てで、ビジネスも日本人を相手に日本で行っているので英語を使う必要がないのならそれでも構いません。
TOEICのスコアを上げることだけに集中してください。

でも、実際にビジネスの現場でネイティブ相手に話す必要があったり、海外への出張でアメリカで生活したりする必要があるなら、シャドーイングとオーバーラッピング、暗唱までシッカリ行いましょう。

この練習を続けるとリスニングのスコアが伸びるだけでなく、発音も良くなりスピーキングの力も大きく向上します。

シャドーイングの効果と学習方法、教材と1日の学習時間を解説!

2,ネイティブとの会話の練習が足りないので緊張する

実はリスニング力が高いなら、スピーキングの練習をしなくてもそこそこ話せるはずなんです。
だって、相手が何を言っているのか分かるから。

それでもネイティブとの英会話になった途端に話せなくなるTOEICの高得点の人がいる理由はなぜか?

ネイティブとの会話に慣れていないからです。

日本人でも標準語、大阪弁、博多弁、東北弁など方言があります。
さらに話し方のクセも早口や舌足らずなどさまざまです。

だからTOEICで800点前後のスコアを取れるようになったら今度はネイティブとの会話を増やすことがスピーキング力を上げるのに重要になってきます。
TOEICで800点を超える高得点になりますと、文法と単語力はしっかりありますので、人との対話のなかで瞬時に返答できる即応力を磨く練習が効果的です。

TOEICで800点以上ハイスコアで話せる人の特徴


TOEICで800点以上のハイスコアで英語を話せる人の特徴は、アウトプットのトレーニングを毎日の英語の勉強の中に取り入れています。

アウトプットと言っても、英会話の練習ではありません。

シャドーイングやオーバーラッピングなど、英文を声に出す練習です。

TOEICハイスコアで英会話力のある人は、具体的なスピーキングの練習をしているわけではないんです。

ネイティブの英語をひたすら聞いて口に出しているだけです。
そして、その練習量がロースコアの人以上に続けているだけです。

ただ、続けていると言っても時間は1日1~2時間、期間は3ヶ月以上です。
想像している以上に練習の時間は短いと感じたはずです。

ただ、実際に口に出して発音しようとしても初心者はネイティブのスピードについて行けず、最初から心が折れる人がたくさんいます。
1日や2日で上達しないのが分かっていても上達しているのか、役に立つのか分からないまま英文を口に出す訓練は本当にストレスです。

上手に発音できない自分が恥ずかしかったり、試験で問われないことを練習する訓練は気が進まないと言う人もいます。
でも、仕事で使える英語力を身に付けたいなら、アメリカ人などの外国人を相手にビジネスをしたいなら心の中で英文を読むよりも口に出す経験の方がずっとおすすめです。

間違えても気にせず繰り返すことです。
シャドーイングの効果が実感できるのは、早くて1ヶ月かかります。
実感してもTOEICのスコアに反映されるほど力が付くには3ヶ月はかかります。

会社から言われてイヤイヤ英語を学習している人は800点で止まって、スピーキングもできませんが、900点以上のスコアを取ってビジネスでも使える英語力を身に着けたいならシャドーイングなど口に出す訓練を必ず実践しましょう。

TOEICで800点以上ハイスコアで話せる人はその訓練を続けた人です。

TOEICで600点以下なのに話せる人の英語の特徴


TOEICで600点以下なのに英語を話せる人に会うことはよくあります。

ただし、注意点があります。
彼らの英語はとても稚拙で簡単な単語をつないで話しているだけです。

失礼ですが宇宙人のような英語になっています。

英語では時制がとても大切になります。

日本では、『車が壊れた』と話したら、『今』も壊れているんだなと推測できますが、
英語で、『My car was broken』と話したら、『今』も壊れているのか、それとも修理されて使えるようになったのか分からないんです。

TOEICで600点以下で英語を話せる人は、このあたりが適当です。
だから得意げに英語を話していても、ネイティブの表情を見ると、クスッと笑ったり、悩んでいたりしているのが見えてしまって逆にこちらが笑ってしまいます。

彼らはビジネスの現場や海外の生活の中で英語を覚えたために文法を正しく覚えていません。
端的に言えば、英文法がボロボロなんです。

文法は必要ないという人がいますが、英語を話すことにストレスを感じないなら英文法を学ぶだけで一気に流暢な大人の英語を話せるようになります。

正しい英文法と言っても、学習するのは1ヶ月程度です。

TOEICで600点以下なのに話せる人は、英語の音の聞き分けはできているので、1~2ヶ月で900点超えも夢ではありません。
とても惜しい位置にいるので、しっかりとTOEICの文法対策の学習を行いましょう。

TOEICの文法対策をしっかり行いながらシャドーイングも取り入れるととても効果的です。

スタディサプリENGLISH TOEIC対策コースを使い倒したので語れる、使い方と感想や効果を紹介

TOEICのスコアを上げつつ英語がペラペラになる方法2つ

1,TOEICのリスニング対策で2ヶ月間徹底的にシャドーイング

TOEICのスコアを上げつつ英語をペラペラにしたいなら、まずは徹底的なリスニングの対策です。
そのためにシャドーイングが絶対におすすめです。

1ヶ月間はひたすら同じ間違えを冒しても自分を許してあげましょう。
原因を考えたりして口にだすのを止めてはいけません。

ひたすらネイティブの真似をして英文を口に出して読むようにしてください。
上達のスピードは、1ヶ月で実感できます。

でもほとんどの初心者は1ヶ月が我慢できずに、シャドーイングを止めてしまいます。
シャドーイングで使う教材は英文が15~20単語程度の短いものから始めるのがコツです。

強いて言えば、なんども一時停止と再生を繰り返すのでその作業に手間がかからない教材を選びましょう。
シャドーイングは口に出すだけでなく、ネイティブが話すスピードで意味も理解できるようになることです。

自分で発音しながら英文の意味が理解できるようになればその英文は卒業です。

2,3ヶ月目からオンライン英会話でネイティブの英語に慣れる


3ヶ月目からはオンライン英会話でネイティブとの会話になれましょう。

オンライン英会話では、レベルや分野を選べます。
また、ネイティブも日本人が英語が下手なことは理解していますから最初のコースは恥ずかしがらずに一番下から始めましょう。

私が使っているのは『産経オンライン英会話』ですが、これなら1日1回25分のオンラインのレッスンが5980円で受講できるという驚きのコスパです。
私は1人で仕事をすることが多いので話し相手が欲しくて1日1回にしていますが、2日に1回への変更もできますから安心してください。

インストラクターの講師は、自分で好きに選べるので美人の20代の女性講師と話したいと思えば、その先生と話せます。
また、東南アジアでビジネスをするために東南アジアの英語のなまりに慣れたいという場合は、そのエリアの先生を選べます。


>>産経オンライン英会話 公式サイト

聞き取れない時に日本語で対応してほしいなら日本語を話せる先生を選ぶというのももちろんありです。

産経オンライン英会話は、無料体験レッスンができますのでどんな先生なのか試しに話してみると良いでしょう。
ふつうはクレジットカードや電話番号の登録が必要になるオンライ英会話スクールが多いのですが、産経オンライン英会話では、
『名前』『メールアドレス』のたった2つだけで登録できます。

無料のインターネット電話ソフトSkypeを使用するので、スピーカー内蔵のパソコンがあればベストですが、なければスマホがあればいつでもどこでも英会話ができます。
良い時代になりましたね(笑)

また、無料会員登録を行うと、無料でレッスン2回の受講ができて、『勉強したくない人のための 英語やり直しここからBOOK』ももらえるので、
ちょっとネイティブと腕試ししてみよう♪

と思ったらとりあえず2回だけ試してみてください。

>>産経オンライン英会話 公式サイト

3,実際に通う英会話スクールは月1回ぐらいで良い

オンライン英会話があるなら英会話スクールに通う必要もないのですが、強いて通う意味と言えば、目の前にいるネイティブがいる圧迫感へのトレーニングでしょうか。

画面越しで見る外国人と話すのとはまた違った緊張があります。

ビジネスで英語を使うなら面と向かって話す機会はふつうにあるはずです。

だから、オンラインで話すことに慣れてきたら通学型の英会話スクールに通ってみましょう。
ただ、通学型の英会話スクールは1レッスンがとても高く、オンライン英会話の1ヶ月分の料金5980円で通学型だと2回ぐらいしか受講できません。

だから、月に1回ぐらいにしておくと費用を抑えられます。
英会話のトレーニングに通学の必要はほとんどなくなりました。

まとめ:TOEICでハイスコアの人の英語力


TOEICでハイスコアの人は英語を話せなくても自信を持ってください。
正確な文法と多才な言い回しができる単語力は既に備わっていることに違いはありません。

ただ、英語を口に出す練習を行えば良いだけです。

もう800点を超えているなら徹底的なシャドーイングは1ヶ月でも十分です。
その後に2ヶ月目からオンライン英会話を行えば、半年以内に外国人とストレス無く話せる英会話力が確実に身についています。

まずは、シャドーイングを徹底し、その後にオンライン英会話、この2つのセットで英語を頑張ってみてください。

最後にTOEIC対策で手軽にシャドーイングを行える最強の英語教材を紹介しておきます。

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実際に私の知人も体験して1か月半で135点アップさせました。
その様子を見ていてこれは本物だと確信しました。
価格も3ヶ月コースで68,000円ですので、英会話スクールと比べても比較にならないぐらいに良心的な価格です。

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なお、パーソナルコーチの無いふつうのスタディサプリTOEICのサービスもあります。
これだけでも費用対効果の良い教材です。

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